-夏目漱石- (明治29年)
三寒四温という冬の季語があるが
それを他の物に入替えて春の句にしてしまう辺り、
漱石らしい…と勝手に思ってしまう。
日誌にこれと言って書く事も無い日がある。
梅は咲いて、又雨で閉じる物でも無いのだが
雨が降れば散歩もろくに出来ない。
梅の咲くあの庭で時折見掛ける娘さん、
今日はどうしてるだろうか…
なんて言うのも日誌にはわざわざ書かない。
そんな平穏無事が
17字の奥でたゆたっている。
焼豚とはちみつ大根の雑煮
6 years ago
ひとの心から生まれた俳句に、こちらの心から積極的にアクセスする試み
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